工房開放やWSのこと

WSのページ、少し手を加えました。

今年度、糸紡ぎの会をだいたい月イチペースでしていて、

どんな感じだったら、例えば編み物をする人は、毛糸を買わないで

糸からつくろうって思うのかなーとか、そんなことを考えていました。


そして、自分ではすぐに買う気にならない道具をちょこっと使えたら、

少しやってみようって思わないかあって思ったのです。


私が頂いた、あるいはえーいっ!って思い切って買った道具、

もっと活用できたら、私もだけど、道具も喜ぶに違いない、とも思います。


お手伝いの日、は自分でもそのネーミングに笑ってしまうけど、

教室、とか、指導しますとか、なんだかそんな感じじゃないんだけど、

(私がまだまだ勉強中ということもあるし、)でも、

やってみたいな、のお手伝いはできるなと思うのです。

楽しいので、やってみませんかーって気持ちです。


私も、どうやってできたかわからないものを買う、から、

少しづつ遡っていく過程が、とてもおもしろく、そして

なんともいえない心地よさと安心を感じました。

(始めは、布を植物で染めました。そのあと織る、ということを

教えてもらい、糸を紡ぎ、棉の種を蒔き、羊を飼いました)

ほんとはずっと大地とつながっていたことを思い出してく感じ。

もちろん、すべて大地から自分ひとりで加工したものしか身につけない、

なんてことではなくて、そんな感覚を取り戻せる時間だと思います。

そして、それは特別な人だけがすることなんかじゃなくて、

ほんの少し前にはみんなやっていたことだから、少しでも、

ハードルを下げて、日常の中にそんな感覚を取り戻せたら、と思うのです。


そういうわけで、羊からマフラーを仕上げるまでのコースは、

私の中で最も思い入れのあるものです。

ですが、始めは羊に草をあげて、なでなでするだけでも、

ちょっと紡いでみるだけでも♪

よかったら、お気軽に、のぞきに来てみてくださいね。


大地の布  すずのね

自宅で飼育している二頭の羊の毛を中心に、糸を紡ぎ、織ったり編んだりしています。 今は羊毛中心ですが、木綿や葛、ぜんまいや野蚕なども大好き。 紡ぎ、織ることを続けるうち、繊維も、染料も、なるべく近くで、大地とつながっていたものを感謝して頂くことから、作ることをスタートさせたいなと思うようになりました。そういう楽しさと喜びを、共有できたらと、WSも開催しています。

0コメント

  • 1000 / 1000